【博多“女性刺殺”】 刺した男は逃走現場で“男の奇 [hirost]
福岡市のJR博多駅近くで16日、38歳の女性が殺害され、男が逃走しています。事件発生当時、現場近くを通りかかった人は、激高したような男の奇声を聞いていました。捜査関係者によると、事件前、女性は警察に男女間のトラブルを相談していました。
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事件発生から丸1日がたった17日、現場には花が手向けられていました。
献花に訪れた人
「早くつかまっていただきたいですけど、本当にかわいそうだと」
犯人が逃走を続ける中、事件に至ったきっかけは、男女間のトラブルだった可能性が浮上しています。
◇
亡くなった、川野美樹さん（38）は18日、誕生日を迎えるはずでした。
川野さんの親戚の男性
「18日が誕生日やったんです。誕生日はステーキとかいろいろやろうって。涙が出る…切ない…」
親戚の男性は、川野さんを孫のようにかわいがっていたといいます。
川野さんの親戚の男性
「いい子やったよ。何でも言うこと聞いてくれるしね。なんか買ってきてって言ったら、すぐ買ってきてくれて。優しかったよ。許せない」
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殺人事件は16日午後6時すぎ、福岡市のJR博多駅近くで発生しました。
目撃者
「ストレッチャーに乗せて、段差のところで（心臓）マッサージしていた。顔のあたりから血が出ていたのが見えた」
川野さんは職場からの帰宅途中、包丁のようなものを持った男に突然襲われたとみられます。警察によると、頭や胸、腹などに複数の刺し傷があったといいます。強い殺意がうかがえます。
近くのホテルの宿泊客
「ロッカールームで午後6時すぎくらいに、悲鳴が聞こえてきた。そのあとすぐ、5分くらいでパトカーのサイレンが鳴っていた感じ」
事件発生当時、現場近くを通りかかった人は、“男の奇声”を聞いたといいます。
近所の住民
「大きい『わー！』という奇声みたいなのが。激高してもう『わーっ！』て襲いかかるみたいな。いやもうびっくりしました。なんかもう、ビクッってなっちゃって」
現場は人通りの多い路上です。人目をはばかることなく襲いかかった男は、川野さんと知り合いだったとみられています。
捜査関係者によると、事件前、川野さんは警察に、男女間のトラブルを相談していたことが新たにわかりました。
川野さんの親戚の男性
「1年前ぐらいに男と付き合っているというのは、ちらっと聞いたけどね。ストーカーみたいなのやられてたって、警察にも何回か相談に行っていたみたい。男はいつか、車で美樹を送ってきた時にちらっと見ただけで、どんな男かはっきりわからん。車越しで見たから」
川野さんは、ストーカー被害を何度も警察に相談していたといいます。去年の夏に会ったという20年来の友人は…
――交際関係で悩んでいる様子は？
川野さんの友人
「わからないですね、それは。本当にいつも通りです。ほんとに友達思いで、彼女がいるだけで場が明るくなるような。みんなから好かれるような人。（犯人に対して）『なんで？』っていう怒りしかない。一番やってはいけないことだと思う。許せないしかない」
◇
警察によると、川野さんを襲った男は30代から50代で、黒い服を着ていて、包丁のようなものを持ったまま、逃走しています。
住民には不安が広がっています。17日朝、現場近くの小学校では、警察官や教員が見守る中、子供たちが登校していました。
登校に付き添った保護者
「学校からメールが来て、『心配だったら、どこかのお父さん・お母さんが一緒についてきて、学校まで登校してください』と。町内会のラインで『私が行きますから』といったら、5人ぐらい『お願いします』と。早く捕まってほしいです」
警察は現場周辺の防犯カメラを確認するなどして、逃走した男の足取りを追っています。
（2023年1月17日放送「news every.」より）
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tag: 社会
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伊藤勇司
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伊藤勇司（いとうゆうじ）：空間心理カウンセラー。
日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー。魔法の質問認定講師。
引っ越し業界で働いていたときに、部屋と心の相関性に着目。現場で見た家とそこに住む家族や人との関わりを研究し、独自の「空間心理」理論を確立する。
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